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プラスチックケース |
飼育マット |
えさ皿 |
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昆虫ゼリー |
保湿カバー |
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産卵させる1週間前に用意しておく。
使用する飼育用品
●プラスチックケース(特大)
●飼育マット(ヘラクレスマット)
●えさ皿大
●昆虫ゼリー65g
●保湿カバー
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ヘラクレスの場合、マットの質は大切で一般のマットでは産卵は望めません。
よってヘラクレスマットを使用する事をお進めします。画像
ケース内に加湿したマットを(握って崩れない程度)を底から5cm程の厚さになるまで、
強く押し固めます。次に固めたマットの上からマットを敷き底から10cm程になるように
更に強く押し固めます。最後に10cm程のマットを入れて上から軽く圧力をかけて、
底から約20cm以上になるように詰めたら完成です。
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☆えさ皿をセットする。 画像
えさ皿はヘラクレスの交尾の場所や転倒防止にもなります。
ヘラクレスは力が大変力がつよいので、大型のえさ皿を用意しましょう。
ゼリーはシールドを剥がさずにカッターで十文字に切れ目を入れる。
産卵促進の為にバナナを与えることもお進めします。 |
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ケースのフタに保湿シートをセットする。
乾燥防止と小バエの進入を防ぐため。 |
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♂♀を別々のケースで保管して、♀のケースで行います。♀がえさを食べている時に後方から♂をあてがってあげます。成熟した個体ならすぐに交尾を始めます。もし♀が嫌がったり♂が攻撃するようならばすぐに離し、様子を見ながら再度ペアリングさせます。
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セット後、4週間位でえさを食べに上にあがって来た♀を取り出します。
そのまま卵を取り出して孵化させる方法もありますが、
初めての方は卵を潰すリスクなどがあるのであまりお勧めしません。
ヘラクレスの孵化にはバラツキがあり、約4週間ですが同じ飼育環境でも、中には2ヶ月位かかる
卵もあります。 |

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つぎに♀を取り出したケースは4週間位そのまま放置してから幼虫を取り出します。
取り出した初令幼虫は(プリンカップ700)に入れて個別に飼育します。
幼虫のえさは産卵床と同じヘラクレスマットが大好物です。
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初令幼虫は孵化から30〜40日間で2令幼虫に加令します。幼虫の様子を見ながらカップ内の糞が目立ようになれば交換してあげます。
幼虫は孵化から約2ヶ月で3令幼虫へと変化します。
初令〜3令初期位までは、このような飼育を行います。
(図)左から
卵 約4週間 → 初令 約4週間→ 2令
約6週間→ 3令 |
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☆3令幼虫の飼育
♂でプラケース特大、♀でプラケース中で飼育します。
えさは初令幼虫と同様のヘラクレスマットが良く大きい♂幼虫で120〜150g位、♀でも60〜90g位まで成長します。
ケース内の糞が目立つようになればプリンカップ同様にえさ交換をします。
♀で約1年♂で約1年半で蛹になります。 |
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☆成虫の飼育
特にヘラクレスは高温に弱く、逆に低温には比較的強いようで、冬場でも人間が住める環境なら飼育は可能です。
適切な飼育温度は22〜26℃でカブトムシの中でも長寿で、 (♂♀別々に飼育した場合) 成虫の寿命は上手に飼育すれば1年以上は長生きします。 |