カブトムシで最重量になるゾウカブト類の、基本的な飼育方法についてご紹介します。

プラスチックケース
飼育マット
えさ皿
 
昆虫ゼリー
保湿カバー


産卵させる1週間前に用意しておく。
使用する飼育用品
●プラスチックケース(特大)
●飼育マット(ヘラクレスマット)
●えさ皿大
●昆虫ゼリー65g
●保湿カバー






特大プラスチックケースにヘラクレスマットを入れ硬く固めます。(底から5cm〜10cm)
固めたマットの上からさらにバイオマットを入れ少し固めて底から30cm位に なる様につめてください。

最後にエサ皿を入れます。食欲旺盛の為、エサ切れに注意する。

♂♀は羽化後、エサを食べ始めた個体を使用します。
ゾウカブトのペアリングは容易で、 ♀がえさ採餌中に♂をあてがうだけで、交尾をはじめます。
交尾を確認したら、♀は産卵に専念してもらうために、単独飼育します。


当社では産卵セット後、1ヵ月ほどで♀を採り出し、1ヶ月半ほど産卵ケースを保管 してから割り出します。卵が出て来たらカップに移し管理します。


発酵マット(ヘラクレスマット)でほとんどのメガソマ系はギネス級ぐらいに大きく育ちます。

←パチェコ蛹

幼虫の飼育温度は低めの20℃〜24℃が理想の温度です。
幼虫は(パチェコ、ヨルゲンセン、パンクチュラトスで10ヶ月、短いエレファスで1年半、マルスで2年、アクタエオンで3年)の期間を要す。幼虫はじっくりエサを食べるので、大きさのわりに小型、中型ケースでも飼育できます。
特大ケースなら数頭の幼虫をいっしょに飼育できます。
エサ交換は幼虫の糞が目立ちマットが劣化してきたら交換します。






←羽化後、蛹室から出てくる様子。






成虫の寿命は6ヵ月〜10ヶ月です。飼育温度は23℃〜27℃が適してます。
特に乾燥には弱いので湿度には気を使いましょう。
エサを食べ始めるのは羽化後2ヶ月位です。
産卵は羽化後、エサを食べ始めた個体を使います。

 

←ヨルゲンセン羽化

 

 

 

 

←テルシテス羽化直後

 

 

 

 

 

 

 

←ヨルゲンセン♂成虫

 

 

 

 

 

 

 

←テルシテス♂成虫

 

 

 

 

 

 

←パンクチュラトス♂成虫

 

 

 

 

 

 

 

←パチェコ♂成虫

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